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シリコンプレートでの圧迫療法体験談

シリコンプレートを使ったケロイドの圧迫療法の体験談。長所、短所、使用感と効果、結果。

自宅でできる唯一の治療方法

私は怪我をして傷がふさがり、その結果ケロイドができました。そして病院ではまず注射治療を選択したのですが、その治療が始まるまでに半年以上の間がありました。

他の怪我などの治療(同じく形成外科)があったのと、ある程度ケロイド患部が安定してくるのを待っていたためです。

そこで私は、その他の治療の間に自宅治療をすることにしました。選んだ方法は圧迫療法です。

その治療方法を知ったのは、タウン情報誌のような広告媒体で、新聞とともにやってくる健康誌か何かの広告でした。

ただのシリコンプレートですが、数千円します

そこにシリコンプレートというものが紹介されていて、それを使えば安全に誰でもケロイドや傷跡の治療ができると書いてありました。

フリーダイヤルで色々問い合わせたところ、時間はかかるものの病院でも行っている治療方法で、危険はないしじっくりと治療ができるということでした。そこでこのシリコンプレートを通販で購入しました。

値段は確か7,000円から1万円ほどしたような気がします。今思えばなぜあんな簡単なものでそんな値段したのかと思いますが、当時にしてみれば散々病院に行っていたのでそう高く感じませんでした。

使い方

届いたシリコンプレートをケロイドの大きさぐらいにはさみで切ります。裏の台紙をはがせばシリコンプレートに粘着力があるので、そのままケロイドに張り付いてくれます。

でも強力な粘着力はないので、曲線の部分やよく動く部位だと簡単に剥がれてしまいます。

シリコンプレートは半透明なので、貼った上からケロイドの色の変化がわかります。ただ軽く貼るだけでもケロイドが圧迫されて、赤いケロイドの中心が白くなっているのが分かりました。

自宅にいるときは毎日貼り続けた

それから毎日のように、家にいる時はケロイド患部にシリコンプレートを貼るようにしました。プレートの粘着部分は水で洗えば粘着力が戻ります。

でもそれも数回ぐらいしかまともな粘着力を保てません。特に私のケロイドは口周りにあるため皮膚がよく動き、皮脂が多く、曲線があるためどうしてもはがれやすかったです。

プレートは剥れやすいので3Mテープで

そこでもっと繰り返し使うためにはテープで固定する必要がありました。使ったテープは医療用の3Mテープです。茶色いテープで薬局で売っています。200円から300円くらいだったと思います。

それでプレートの上から固定します。しかしさらに目立ってしまうので、目立たないようにする必要があるならちょっと難があります。

透明の医療用テープもありますが、これは粘着力が弱くてすぐにはがれてしまいダメでした。

結局3Mテープで貼り続けることになりましたが、就寝中はいつの間にかはがれていますし、外出中は見た目がかなり大事になるので貼っていられませんでした。

そのためあまり長い時間貼っておられず、思ったように治療ができない問題がありました。そのせいか効果はあるのかないのかよく分からないままでした。

使用感

使用中はやはり違和感があります。何かくっついているなあ、という変なうっとうしい感覚が常にあります。これはいくらやっても慣れなかったです。

ケロイド自体の感覚はやや気持ち悪いような変な感触が続きます。しかもむずがゆくなることもあり、思わずプレートをはがしてしまうことも多々ありました。

プレートを貼ることで痛いことはないと思います。でもかゆみや痛みがある状態では上記のように嫌な感覚が続くことになるはずです。

効果は相当長い間続けないと出ないようです

とりあえず、ケロイドが固くなってしまうのは避けられたようで、その後の注射治療の成果に貢献したと思います。

ただやはりポイントはなるべく長い間貼っておくことだと思います。でもずっと家にでもいない限りそれも難しいかと思います。

さらに関節部分などよく皮膚が伸び縮みするようなよく動く場所だと、このシリコンプレートはいとも簡単に剥がれてしまいます。全く使えない代物になります。長くはっていないと効果が得られないのですから、患部の場所によってはどうしようもない治療方法ということになります。

目立つ、はがれやすいという2点がどうしてもシリコンプレート圧迫療法の大きな欠点だと思います。

ジェルタイプもある

ジェルタイプのものが最近は発売されています。外出の際はこちらの選択が現実的です。塗布後は乾いて目立たちにくくなります。でも使用状況によっては思ったように乾かないという報告もあること、さらにプレートより圧迫の力が弱そうなことが短所です。

ただジェルタイプは圧迫で治すというよりは、傷跡を保護して潤いを閉じ込め、刺激から守りつつ肌の再生機能を促すものです。かなり性格が違うようなので、両方使うのもありでしょう。

自宅でプレート。外出時はジェル。関節等動きやすい部分にもジェル。こういった使い分けがいいのかな、と考えています。

私の場合はジェルタイプの存在を当時は知りませんでしたので、ほぼ自宅にいるときだけのプレート治療でした。

結果的には注射で治ったようなものですが、先に書いたようにケロイドの症状悪化、硬化は防げたはずです。想像の範囲を超えませんが、やっておいて損はなかったと思います。

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